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今日はもうひとつの《かたち》である
【水平(すいへい)】についてお話します。

福島・会津若松を訪れた際は、
たくさんの漆器をみせていただき、さわらせていただいたのはもちろんのこと、
いろいろなかたちの漆器でお食事もさせていただきました。

「あれ、このかたち、すっごく持ち上げやすい」
「凛としていて、カッコいい感じ」
「重心が安定して、私のからだの軸もしゃんとする」
ダークアテンドたちからは“安心感”にまつわる言葉が。

例えばたっぷりの具と汁が入ったお味噌汁。
テーブルから持ち上げる時
(こぼさないように…かたむきすぎないように…そっと…集中して…)と、
とっても緊張してしまう。

この水平には、絶妙な幅の高台があることで、
器と接地してる卓上との間にスッと手指が入り、
自然と真上に持ち上げることができました。

永く使うなら、やっぱり使いやすくなくちゃだよね。
いちいち緊張しちゃっていたら、食べてるものの味もわからないもの。
そんなことを話しながら、みんなで安心しておいしいごはんの時間を過ごしました。

日月が“愛らしくて包み込んでくれる”子であれば、
水平は“カッコよく堅実”な子?

年が明けてもう6日ですが、水平でお雑煮もいいかも。
お煮しめ、里芋、栗きんとん。せっかくなら大好きなおせちも!